ピノグリ・ライムルスベルグ

ピノグリ・ライムルスベルグ 2013 フランス マルク・テンペ アルザス 白   やや甘口 ピノグリ  \4,600

 ツェレンベルグ村から北上した丘の中腹のリューディで、寒暖の差や丘の上から吹きおろす風が質の良いブドウを育てます。24時間デブルバージュしブルゴーニュ樽で発酵、24ヶ月熟成しました。イエローの色調、マスクした香りの奥からレモンを感じます。甘さはありますが美しい酸とアルコール感のアタック、柚子茶の甘さとグレープフルーツの苦味にタンニンが寄り添う上品な逸品です。ライムルスベルグは、マルクの名を本拠地であるツェレンベルグ村からRoute des Vins(ワイン街道)を少し北にいった丘の中腹にあります。ここは谷の中にあるリューディで、日中でも年間でも寒暖の差があり、ブドウの栽培に最適な場所です。また、丘の上からのおろし風が吹きブドウを健康に保ってくれます。また、霧が発生しやすく貴腐菌が付きやすい地域なので、ピノグリやゲヴュルツトラミネールといった品種が植えられています。アルザスビオディナミの巨匠マルク・テンペより、超限定キュヴェのご紹介です。その名も「ピノグリ・ライムルスベルグ09」。いわゆるリューディものです。アルザスでのリューディとは、ブルゴーニュで言うプルミエクリュ(一級畑)にあたります。この地ですくすくと育ったピノグリで、このキュヴェは造られます。収穫されたブドウは非常に優しくプレス。