アルザス・ピノノワール・フォルブルグ・クロ・サン・ランドラン 2013  ルネ・ミューレ

アルザス・ピノノワール・フォルブルグ・クロ・サン・ランドラン 2013 フランス ルネ・ミューレ アルザス 赤   フルボディ ピノノワール  \7,800 収穫量29hl/ha。最高のサービス、サーヴ、温度をもって精神統一させて飲む最上の赤ワインです。赤身の肉、鴨やジビエと合わせるのがお薦めです。クロ・サン・ランドランはローファ地区、特級畑フォルブルグの中に位置する区画です。7世紀、クロ・サン・ランドランは教会の所有する区画でした。8世紀にはこの畑は聖ランドラン教会に寄進されました。当時の文献によれば、この区画のブドウ株は、アルザスの中でも最良のものが選ばれたとされています。ミューレ家はこの区画を1935年に購入しました。15ヘクタールにまたがるクロ・サン・ランドランは、アルザスの特級畑フォルブルグの最南に位置する区画であり、ルネ・ミューレ家の単独所有(モノポール)です。土壌は小石を多く含む、粘土と石灰質の土壌です。クロ・サン・ランドランでは斜面の場所によって植える品種を変えています。リースリングには冷涼さが必要なので斜面の下部に植えています。斜面中腹にはピノ・グリとゲヴェルツトラミネール。斜面の上部は最も日照が強いため、ミュスカ、ピノ・ノワール、シャルドネを植えています。フォルブルグはヴォージュ山脈のおかげで雨がほとんど降りません。山脈からは乾燥した風が吹き下ろしてくるため斜面の上部は比較的乾燥しています。土壌からの湿度のたまりやすい斜面の下部の方が貴腐菌の発生には適しているでしょう。しかしそれにも健全なブドウ栽培をするということが前提です。