ムルソー・クロ・デ・ペリエール

いや~美味しかったですね~。アルベール・グリヴォーさんのムルソー・クロ・デ・ペリエール2005。先日の店内試飲会の有料試飲(1杯500円、もちろん採算はとれせんが・・・)で出したワインです。今まで赤ばかりだったので出した白でしたが、大好評でした。中には、3杯飲まれた人もいらっしゃいました。上品な甘さを感じされる香りやナッツ、香ばしさ。ぶどうの出来の良さを感じさせる果実味、エキス分の多さ、ふくよかでありながら切れ味のよい酸。どれをとっても素晴らしいワインでした。もちろんあと5年くらい待ったほうが、熟成感もあいまって素晴らしいものになるに違いないワインでしょう。16.17日で2本出してしまったので、最後の1本は、5年後に飲んでみたいですね。

参考資料↓ 輸入元資料より

単独所有畑のクロ・デ・ペリエールはペリエール下部に位置する1ha弱。石垣で囲まれた区画。その昔からモンラッシェと並び称された品質を誇り、時の権力者が代々所有してきた経緯がある。今もムルソーにおけるグランクリュ昇格の最有力候補。 新樽の割合は低く、このクロ・デ・ペリエールで4分の1以下。生み出されるワインに共通するのは、ピュアな果実味に豊かなミネラルと瑞々しい酸がバランスよく、背筋の通ったスタイル。常に厚みと複雑さを持ち、グランクリュを思わせる奥行きとアフターが備わるクロ・デ・ペリエールは、そのテロワールの異なりを歴然と感じとることができる。